睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。強い眠気がある、だるさ、倦怠感がある、集中力が続かない、いつも疲労感がある、いびき、何度も目が覚める(お手洗いに起きる)、寝汗をかく、口が渇いている、頭が痛い、ズキズキする、熟睡感がない、すっきり起きられない、身体が重いと感じるなど多彩な症状が出現します。首が短い・首が太い、まわりに脂肪がついている、下あごが小さい、小顔、下あごが後方に引っ込んでいる、歯並びが悪い、舌や舌の付け根が大きいなど身体的特徴がある方は要注意です。鏡の前で、喉を診てもらう要領で大きく口を開けて、舌を下に出してみて、口蓋垂(のどちんこ)が見えない方は先天的に気道が狭い場合があります。睡眠時無呼吸症候群によって生じる日中の眠気は、交通事故・産業事故などにもつながると言われています。ご心配な方は簡易検査が保険診療で可能ですのでご相談ください。