胃痛

胃痛が続く方へ|横浜市戸塚区で内視鏡による丁寧な診察
「みぞおちがチクチク痛む」「食後に胃が重い」「ストレスで胃がキリキリする」──そんな胃の不快感が何日も続いていませんか?

胃痛は、食生活やストレス、感染症などが原因で一時的に起こることもありますが、なかには胃潰瘍や逆流性食道炎、さらには胃がんなどが隠れている場合もあります。特に、2週間以上続く胃痛や繰り返す痛み、食欲不振や体重減少を伴う症状がある場合は、早めの検査をおすすめします。 

横浜市戸塚区にある東戸塚メディカルクリニックでは、内視鏡検査(胃カメラ)を通じて、痛みの原因を丁寧に調べてまいります。 

胃痛に伴いやすい症状と受診の目安

以下のような症状がある場合は、放置せず早めにご相談ください。 

  • 胃の痛みとともに吐き気・嘔吐がある
  • 胸焼けや胃もたれも一緒に出現している
  • 空腹時や食後にみぞおちが痛む
  • 黒っぽい便(黒色便)や吐血が見られる
  • ストレスや不安を感じたときに胃がキリキリする
  • 胃痛が2週間以上続いている
  • 食欲不振や急な体重減少を伴っている

胃痛の主な原因

胃の痛みにはさまざまな原因がありますが、代表的なものは以下の通りです。 

食生活の乱れ

脂っこい食事や刺激物(香辛料・アルコールなど)を多く摂ると、胃酸の分泌が過剰になり、胃粘膜が荒れて痛みの原因となります。 

ストレスや自律神経の乱れ

過度なストレスは、胃の運動や分泌機能に影響し、胃痛や胃もたれ、胃酸逆流を引き起こすことがあります。 

ピロリ菌の感染

ヘリコバクター・ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎から胃潰瘍・胃がんのリスクが高まります。

喫煙・飲酒

タバコや過度の飲酒は、胃の粘膜を弱め、潰瘍や炎症を引き起こしやすくなります。 

胃痛に関連する主な病気

急性胃炎

一時的な刺激やストレスで胃粘膜が炎症を起こし、キリキリとした痛みや吐き気、膨満感が生じます。

慢性胃炎(ピロリ菌感染を含む)

胃の粘膜が長期的に炎症を起こし、慢性的な胃痛や食欲不振が続きます。ピロリ菌の除菌で改善することもあります。 

逆流性食道炎(GERD)

胃酸が食道へ逆流し、胸焼けや胃痛、咳、喉の違和感が生じます。 

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃酸やピロリ菌によって胃・腸粘膜が傷つき、みぞおち付近の強い痛み、黒色便、貧血などが見られることがあります。 

機能性ディスペプシア(FD)

内視鏡などの検査で異常が見られないのに、胃痛や胃もたれが続く状態です。ストレスや生活習慣が関与していると考えられます。 

胃がん

早期には自覚症状が乏しく、胃痛や違和感で見つかることもあります。早期発見のためには定期的な胃カメラが推奨されます。 

胃痛の検査

当院では内視鏡専門医による丁寧な診断を行っています 

胃痛の原因を正確に突き止めるためには、胃の状態を直接観察できる「胃内視鏡検査(胃カメラ)」が最も信頼できる方法です。当院では、内視鏡専門医が患者様の症状や背景に応じて検査の必要性を丁寧に判断し、経鼻または経口の選択肢、鎮静剤の使用も含めた苦痛の少ない検査体制を整えています。

胃カメラ検査では、胃の粘膜に炎症やびらんがあるか、潰瘍の有無、ピロリ菌感染による萎縮性胃炎の進行状況、さらには初期の胃がんまで、肉眼で詳細に確認できるのが大きな特長です。必要があればその場で組織を採取し、病理検査も行います。 

また、症状や背景に応じて以下のような検査も組み合わせ、より多角的な視点から原因の解明に努めています。 

血液検査

貧血の有無や体内の炎症反応、肝臓・膵臓など他の臓器の状態をチェックします。慢性的な胃痛や体重減少などがある方では、全身状態の把握に役立ちます。 

ピロリ菌検査

胃のトラブルの大きな原因とされるピロリ菌感染の有無を確認します。胃カメラと併用して組織検査や呼気テストなどを行い、除菌治療の適応を判断します。 

腹部エコー検査(超音波検査)

胃痛の原因が胃以外にある可能性も考慮し、胆のう炎や胆石、膵炎などの異常がないかをチェックします。痛みを伴わず短時間で行える検査です。 

これらの検査を組み合わせて行うことで、胃痛の背景にある疾患を見落とすことなく、一人ひとりに最適な治療方針を導くことが可能になります。慢性的な胃の不快感や、市販薬で改善しない痛みがある場合は、どうぞお早めにご相談ください。 

胃痛の治療方針

胃痛の治療は、痛みの出る場所やタイミング、伴う症状、生活習慣、検査結果などをもとに、その原因を見極めたうえで適切な方法を選択することが大切です。当院では、丁寧な問診と内視鏡検査を通じて、的確な診断と治療を行っています。 

胃炎・逆流性食道炎の場合

胃酸の分泌が過剰になると、胃や食道の粘膜が刺激されて炎症や痛みが生じます。このような場合は、胃酸の分泌を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬:PPIやカリウムイオン競合型アシッドブロッカー:P-CABなど)を中心に、粘膜を保護する薬剤や制酸薬を組み合わせて治療を行います。生活習慣の見直しも重要で、特に就寝前の飲食を避けることや、脂っこい食事・アルコールの制限が改善につながります。 

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の場合

潰瘍がある場合は、粘膜を保護し、胃酸の攻撃から守るための薬物療法が基本です。さらに、潰瘍の原因として多いピロリ菌が関与していると確認された場合には、除菌治療を行います。除菌によって潰瘍の再発リスクを大きく減らすことができ、2回目までの除菌治療には保険適用が可能です。出血を伴う重症例や貧血のある方では、内視鏡での止血処置が必要になることもあります。 

ピロリ菌感染が見つかった場合

ピロリ菌は、慢性的な胃炎だけでなく、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がんなどのリスク因子でもあります。当院では、胃カメラ検査で萎縮性胃炎などの診断がついた場合に限り、保険診療にて除菌治療が可能です。除菌治療は、数種類の抗生物質と胃酸分泌抑制薬を1週間服用するだけで、8割以上の方が成功します。除菌後は再感染の可能性が極めて低いため、長期的な胃の健康維持にもつながります。 

機能性ディスペプシア(FD)の場合

検査では異常が見つからないにもかかわらず、胃痛や胃もたれが続く状態が「機能性ディスペプシア」です。この場合は、自律神経の乱れや胃の運動異常、ストレスなどが関与していると考えられており、薬物療法と生活指導を併用して治療していきます。具体的には、胃の動きを促す薬や胃酸を抑える薬、場合によっては漢方薬や抗不安薬などを組み合わせて、症状に応じた対応を行います。 

気になる胃痛は、早めの内視鏡検査を

市販薬で改善しない胃痛や、再発を繰り返すような痛みは、何かしらの病気が潜んでいる可能性があります。 

横浜市戸塚区の東戸塚メディカルクリニックでは、苦痛を抑えた胃カメラ検査により、原因をしっかり見極めた上で丁寧に治療を進めてまいります。 

 

「いつも胃が痛い」「なんとなく不安」──そんなお悩みも、どうぞ気軽にご相談ください。 

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